7/27 あぶくま洞ヒルクライム 及び 7/28 小野こまちロードレース競技管理報告
福島空港から台灣便が復活及び台灣地震への応援として、台灣ブライトンレーシングやYouTuberをご招待し海外へ情報発信。小野町内街なかパレードを含め、個別に実施していたあぶくま洞ヒルクライムと小野こまちを2日間開催にして大会のスケールアップをはかった2日間でした。
【第7回あぶくま洞ヒルクライム / 申込者223名】
5kmほどの距離を左右両側から登る2ステージ制で合計タイムを競うヒルクライム。夏の暑さ対策から時間を夕方に変更、伴い1stステージと2ndステージの順番を変更。
レース開始後、1stステージにて、300~700番台(あたり)のゼッケンと計測データの不一致が発覚。決勝審判が目視にてチェックしおおむねの順位は確保済。2ndステージにて目視メモの正確性を照合し、リザルト掲示を予定していたが2ndステージ時間帯に豪雨が発生。当日対応は難しいと判断、年代別の表彰はビデオで確認し、後日掲示と表彰担当へ伝達。
調査の結果、影響があった範囲
ゼッケン番号 225~708(合計111人)に影響があった。※101~224,709~は一致。
(対策)
計測会社にてチップ内データ入力後、封入作業者は計測器でゼッケンと計測チップの誤りがないかを確認しながら封入する。
(年代別入賞対象者へお詫び、対応について)
当日表彰をすることが出来ず、選手の皆様の汗・努力を無駄にしてしまい大変申し訳ありません。
年代別入賞対象者
https://my.raceresult.com/300310/
アナウンスが不充分で最後まで表彰順を待っていただいた方もいらっしゃいました。表彰台にて、皆さんの前で表彰を受けることが出来なかったせめてものお詫びとして年代別入賞の方を全員ご招待し、優先ゼッケン番号を付与 例:50代の場合 (501(1位)、502(2位)、503(3位)
第8回の開会式で、前年度入賞者の方とご紹介させていただきます。心からお待ちしております。対象の方に、お詫びと次年度のご招待用紙、賞状、賞品を今週中に送付手配させていただきます。
【第5回小野こまちロードレース / 申込者303 名】
会場を街なかB&G海洋センターに移して、おもてなしの他、福島美少女図鑑・サンバカーニバルの皆様のステージなど実施。少子高齢化が進む町に、小中学生が累計50名くらい参加、ゆくゆくは東日本地区の学生の登竜門の大会としていきたい考え。ジュニアと女子を積極的に参加していただける工夫を今後実施していきます。
【当日、朝計測チップチェックを実施】
前日のあぶくま洞ヒルクライムでゼッケンと計測データの不一致があったため、急遽小野こまち受付で万全を期すためチェックを実施。計測器に通し、ゼッケンとチップ番号は照合できたが445と446のチップ内データの入れ替わりを確認した。それ以外のズレはないことを確認し、レース開始。
【パレード追加による、リアルスタート、タイムアウト、帰宅ルートなど広報周知説明不足ついて】
前年と異なり、パレードが追加になり、レースグループも2つにしましたが、選手への参加案内が手薄でご迷惑をおかけしました
(0730前半グループ要旨)
パレードは原則片側走行、複数カテゴリがあるが同一レースとして扱う。パレード終了後審判の合図でリアルスタート。K(キッズ)はダムまで4kmゴール。タイムアウトは先頭から最長10分。
(発生した問題点)
・Kキッズへの周知が不充分でダムを過ぎて周回に入ろうとした選手を保護者が止めていただいた。
・タイムアウトの明確説明が参加案内に記載なし。レース参加者は、レーㇲ参加経験者は先頭10分は理解しているが経験の少ない方はなぜ途中で競争をおろされたか競技スタッフに問い合わせあり。
・レース終了後、競技車両で誘導をしたが帰路の説明が不充分だった。
・小学生だが、特例で中学生部門に参加した1021,1026AgeGroup設定の抜けがあり中学生クラス結果から除外されていたことに気づかず後日追記。
(0930後半グループ要旨)
後半グループは経験豊富な方のため、大きな問題はありませんでしたが
C・M→5分差→A・B C・MをA・Bが追い抜く頃にはニュートラルをかける人数ではないと競技スタッフで想定していたが、初回ゆえに安全を期すため、バイク隊長からニュートラルをかけたいと相談があり許可。C・Mの皆様にはご迷惑をおかけしました。
(その他)
小野こまちロードレースにて、機材トラブルなどで回収車両の対応は迅速であったが、ゴール付近の回収者の待機場所(テント・飲み物・ミストシャワーあり)の説明やスタート地点へ輸送の連携ができておらず参加者を長い時間待たせてしまった。連携を確実にはかる。
WEB速報について、小中学生の親などは、安否確認に使っていることがわかった。管理上パレード用ダミーデータを入れておいたが
受付から届いたDNS情報と差異があり
1005、1010、1012、1022、1025、1028、1029
→実際は 1006,1024,1025 のみ欠場。-LAP表示があり途中から修正した経緯あり。シンプルに前半組は2周だが、3LAPですと伝えるなど対応が必要
また、タイムアウト車両の明確化(例えば、サメのステッカーが貼ってある車両に抜かれたらタイムアウトとする)など市民レースならではの、わかりやすいルール付を検討。
(2日間総合1位)
あぶくま洞HCと小野こまちロードレースの2日間総合(1位)クラスに間違いがないか確認中。各部門総合1位の方は、次年度2日間ご招待とさせていただきますので掲示をお待ち下さい。賞品は別途お送りいたします。
(総括)
あぶくま洞、小野こまち共に落車がなく終わりましたが、2日間形式、パレードが増えたため明確なテクニカルガイド・広報周知が必要、各所と連携をはかり対応をしていく所存です。
(展望)
あぶくま洞ヒルクライムの方を拡張、太平洋の標高ゼロから夏井渓谷を登って、小野町回って今回開通した復興道路を登っていわき市をまた通り、川内村を横切り、そこからまた大滝根山をかすめて、仙台平駐車場(あぶくま洞ゴール地点)がゴールを実現したいと考えております。
2024年7月30日
あぶくま洞HC&小野こまちRR 競技統括者 鵜沼 誠