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蔵王ヒルクライム開催継続について

2022年末、東北を代表するヒルクライム「日本の蔵王ヒルクライム・エコ」残念ながらしばらくの間休止すると発表がありました。


福島県で磐梯吾妻スカイラインヒルクライム、裏磐梯スカイバレーヒルクライム、あぶくま洞ヒルクライムなどに携わっていることを知っているサイクリストの皆様から、弊社ならばどうにか継続ができるのではないかと複数ご相談をいただき、先日担当部署である蔵王町スポーツ振興課さんへお伺いさせていただきました。我々としましても「東北を代表するヒルクライムレース蔵王ヒルクライムは途絶えさせてはいけないレース」ということに同意見です。

「皆様が気になる休止の理由」

ヒアリングさせていただいたところ決して自転車に対して否定的というわけではありませんでした。自治体主催事業としては10年1区切りとして、他の事業も展開をすることが求められており、休止の理由にあったサイクリングイベントの展開の他、当日ご紹介いただいたスノーバレー事業展開があり蔵王町さんとしてのリソースが足りないためにやむなく休止せざるを得なかったと感じました。

【体制が整うならば、継続開催は可能】

開催を継続していきたいと考えており、例えば蔵王町主催事業でなくても開催は可能なのかと確認したところ、弊社であれば他の場所で開催実績も多数あるため 蔵王ヒルクライム という名称を残していただければ、町としてできる範囲での協力は可能と回答をいただきました。

【開催する場合の候補日】

Q1:5月末日開催は蔵王町として雪の回廊を見せたいという趣旨だと考えていると思って良いか
A1:そのとおりです。

Q2:寒さを含む悪天候やガスで中止が数回有り、参加を敬遠した人も多いと思うが日程変更は可能か
A2:管轄の白石警察署とは5月末日で開催と前担当から引き継いでいる。警察署が可能ならば日程変更だと思う。5月の場合でも周辺施設・住民約40件の開催同意書が必要であり例年通りなら問題ないが。日程変更した場合はそのハードルは高くなるはず。

Q3:開催日変更するならばとアンケートを取ってみたところ8月開催が40%と1番多かった。宿泊のトップシーズンにはなるが例えば夏の早朝開催は可能か。他のレース フジヒルが6月第1週、磐梯吾妻スカイラインが7月第1週と固定になったので、蔵王ヒルクライムは8月第1週など可能か?
A3:8月であれば早朝開催で交通規制影響も少なくはできる。暑さ・寒さもなく良いと思う。ただし周辺施設・住民約40件の同意書が必須で取れるならば構わない。

蔵王町さんと対話をする中で弊社を信用いただき、開催に向けて検討するため交通規制や運営体制などを含む資料一式をお借りすることができました。

【かなりの開催コスト(費用・人員)がかかっていることが判明】

2022年(600名)での、開催コストは約1,600万円でした。
(1)予算書・決算書の中身は詳細は開示できませんが、蔵王町から頂いた資料の必要物品等・委託費等で1,300万円※町が半分費用負担。
(2)人件費として、開催までに1人ぼぼ専従で半年間(25万円として6ヶ月150万円)と大会前日当日で150名(1日1万円)として300万円。

コストもかかる。人件費もかかる。弊社が想定した以上にボリュームがある内容でした。これが「大きな市」での負担なら賄えると思われますが、町の規模ではリソースに対して負担が大きく、継続はしたいが、いっかい休もうか・・・となるのも致し方ない状況だと思いました。

【8月第1週開催に向けて調整最終リミットは4月末日】

夏のヒルクライムをスタンダードにしていきたいと弊社は考えております(寒さや悪天候で尻込みをする方も多数いらっしゃると思います)2023年度8月第1週に開催したいと考えた場合、管轄警察署、道路管理者に対して基礎了解をいただくのは「3ヶ月前」が基本。つまり4月末日がリミットです。そこまでに1,600万円を集めて蔵王町さんに予算は確保したので開催しますとご許可をいただきたいのです。東北を代表するヒルクライム「蔵王ヒルクライム」を途切れさせることなく継続していきたいと考えております。

肉の卸問屋が経営する「焼肉店」のように、弊社で実施すればコストも落とせる可能性も充分あります。しかし、主催が変わる場合、初年度は前年と同じ内容で実施して感覚を掴み、翌年から新スタイルと実施することが慣例のため、初年度はどうしても同額1,600万程度は必要になってしまいます。

【本題:開催ご支援のお願い】

弊社で全額負担して自走化まではじめたいところですが、2023年度9月9日・10日に本州(福島開催)で日本最長距離となる「ツールドふくしま」総事業費およそ1億円があり今年度は全ては難しい状況にあります。蔵王ヒルクライム初年度だけ乗り切れば、あとは弊社が必ず開催を継続していきます。

(ご提案内容)

(1)1人3万円を前払い(チャージ)でご支援
※2022年度のエントリー者が600名(蔵王ヒルクライムに愛着がある方と想定して)毎年参加していただきたいという願いを込めて。

2023年度蔵王ヒルクライム参加、そして2024年度から、蔵王ヒルクライムをはじめ、福島県内の磐梯吾妻スカイラインヒルクライム、あぶくま洞ヒルクライム、裏磐梯スカイバレーヒルクライムに参加される場合にチャージ金額から参加費を差し引きという方式。もちろん他の方に権利をお譲りいただいても構いません。前払いで蔵王ヒルクライム開催を支えていただきたいと思っています。有効期限はもちろんありません。

(2)企業・個人協賛 

2022年は宮城県仙台市が本社の「カメイ様」が大口協賛を頂いておりました。
https://www.kamei.co.jp/topics/2206_hill.html

同様に、蔵王ヒルクライム大会をメインスポンサーとしてサポート頂ける企業・個人の方をお待ちしております。

【パターンA 10万円】
スポンサー枠 ゴール前要所エリアに200cmX80cmのバナー掲載、および1名の参加権。その他、福島復興サイクルロードレースシリーズでも所要エリアに広告として全レース掲載させていただきます。

【パターンB 100万円】
大口枠 企業広告200cmX80cmバナーが4セット&スタートまたはゴールにエアポール4m両サイドに企業広告
その上、同一企業またはチーム全員をレースにご招待

【冠協賛枠 300万円】
大会名が「自社企業~蔵王ヒルクライム」および、パターンBの広告が2セット、さらに競技車両などに同乗し観戦など行う権利(実施したい内容に準じます)

(バナーについて)

(エアポールについて)

【連絡先】
開催支援申込みフォーム

お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス、現金振込or クレジットカード払いの選択(カード払いの方は後ほど決済URLを送信します)4月末日までに規定金額に満たない場合は、皆様に全額返金をさせていただきますのでご安心ください。

開催に向けてぜひ、ご協力をお願い致します。

WEBフォームでの連絡先 https://link-tohoku.co.jp/contact/
電話での連絡先 050-5856-7787 (平日10時~18時)

 

【2023年の開催断念】
3月末日まで136名の方に応募いただきましたが、500名までは今月いっぱい実施しても到達は難しいと判断しました。ご期待に添えず申し訳ありません。

(対応)
・ご入金頂いた方には 返金処理のご連絡を致します
・こちらより入金連絡をしていない方は「無効」にて処理とさせていただきます。

2023/04/03 11:40 update

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