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福島県内で来年ラインレースの可能性(ツールドふくしま)

2011年3月11日東日本大震災・福島第一原発が発生。

当時、死の灰が降る町と言われ人が住む場所じゃないと「福島は避けられた場所となりました」
そんな中でも、スポーツを愛する元気な人たちなら自転車をきっかけに福島に足を運んでくれるかもしれない。

当時まだテレビ局員で、イベントとはなんぞやは理解していましたが、自転車レースをやるには何をすればいい?道路封鎖するには?何が必要?全くわからない状態から仲間と共にはじめました。2017年、原発事故で全村避難となった葛尾村で村内1周30kmの公道レース「ツールドかつらお」を立上げ、地元新聞社「福島民報社」の協力の元に、福島県内を巡る公道ロードレース戦「ツールドふくしま」が2018年からスタート。

コロナ渦でも、ふくしまは歩みを止めずレースの火を消すことなく続けてきました。そして2022年はツールドふくしまとして8つの公道レース、実業団2か所を合わせれば同一県内だけで10回公道レースが開催される日本で最多公道自転車レース開催県となりました。

数々の失敗を積み重ね、少しずつアップデートしてきたことが実を結びかけており、少し前に夢見た「福島県内でツールドおきなわのような一筆書きの広域サイクルロードレース」も実現の可能性があるところまで。

少し前に「ツールドとちぎ」がありましたが、原則プロカテゴリのみ。我々はあくまで「市民レース」がメイン、プロが走ってもサブという位置づけは変わりません。また副次的な要素として公道での自転車全日本選手権開催地がままならない状況も打破したい。男女共に一筆書きでチームカーを入れた本州で100km~200kmのラインレースを実現したいと考えています。

そして、アウトラインが見えるところまできました。
構成は200kmクラス(市民・プロカテゴリ)、そしてビギナー向けに100kmクラスの構成。

あとは来年に向けて「具体的な数値」で語れば、夢が現実のところまで。

【自転車乗りの皆様へご協力のお願い】
自治体広域連携のために、市町村長へ確実に後押しとなるのは「参加者数」です。
今年1年は、他のレースより「ツール・ド・ふくしま」のレースを申し訳ありません優先して参加いただきたい。

ツールドふくしまウェブサイト

https://tour-de-fukushima.jp/

7月24日 第2戦 小野こまちロードレース(ロードレース、個人TT)
https://tour-de-fukushima.jp/event/2022-ono-komachiroad/

8月28日 第3戦 ツールドはなわ(ロードレース)
https://tour-de-fukushima.jp/event/2022-tour-de-hanawa/

9月10日 第4戦 あぶくま洞ヒルクライム(ヒルクライム)
https://tour-de-fukushima.jp/event/2022-abukuma-do-hc/

9月11日 第5戦 裏磐梯スカイバレーヒルクライム(ヒルクライム)
https://tour-de-fukushima.jp/event/2022-urabandai/

10月1日 第6戦 ツールドならは(楢葉町で初開催のロードレース)
募集開始後お知らせ

10月23日 第7戦 駅前クリテリウム(クリテリウム)
募集開始後お知らせ

11月5・6日 第8戦 ツールドかつらお(ステージレース形式 個人TT、ロードレース)※予定

実現できた際に、クラウドファンディング的なリターンを用意します。

周長が長いロードレース 7/24 小野こまちロードレース、11/5-6ツールドかつらおは参加を必須として第1戦、磐梯吾妻スカイラインを含む2022年度合計8レース中4レース参加頂いた方には「開催時にご招待」とさせていただきます。

現在のツールドふくしまは福島県内各地を巡ることが主となっていますが、ツールドおきなわに負けない広域ラインレース「ツールドふくしま」をカタチに!

7月14日この企画の軸となるメンバーが集まります。
詳細が話せる段階になったらまた改めてお伝えします!

福島県内全市町村が集まる、福島民報社が主催の「ふくしま駅伝」がありますが

https://ekiden.fukushima.jp/

自転車もついにそのステージへ!

2022年7月12日 ツールドふくしま競技管理担当 鵜沼 誠

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