福島県民にとって、2011年3月11日は一生忘れられない日です。
東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で人生が終わった方、大きく変わった方、それぞれターニングポイントとなった日です。
福島県は死の灰が降る街、とても人が住むところではない、福島県産品は危険だとすべて出荷停止。福島県民・福島ナンバーというだけでいじめられ・敬遠される瞬間がありました。
私は当時、テレビ局に在籍していましたが、避けられた福島になんとか人を呼び込みたい。スポーツを愛する元気な人達なら来てくれるのではないかと会社のイベントとして実施しようとしたが当時の経営判断はNG。その思いは止められず退職。
いつか必ず実現しますと宣言した2013年から10年が経ちました。
たった1人からのスタートでしたが、仲間が増え、応援・協力頂く方々のおかげで2023年9月、10年前に思い描いた福島沿岸部でのレースがまもなくはじまります。下記動画を御覧ください。アライブフーンの監督(下山天)さんが製作の1分15秒。
レース / 福島県自転車競技連盟、福島民報社、一般社団法人 みんぽうスポーツ・文化コミッション
ご覧の通り、私は現場を離れており最前線での活動をしていませんが、開催に向けたプランニングをさせていただきました。
公式サイト
https://tour-de-fukushima.jp/
も現状のシンプルバージョンから、来月を目処にフルバージョンに変わります。
福島復興ロードレースシリーズの各大会で優勝すると、ツールドふくしま211kmへご招待(参加費無料)の権利が与えられます。
福島でお待ちしております。
記載者:鵜沼 誠